【元コーチが教える】スイミングで上達する子としない子の4つの差と対策。

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こんにちはコン助です!!

スイマー
スイマー

スイミングスクールで

どんどん上達する子と

なかなか上達しない子といるんだけど

同じクラスなのに何が違うの?

コン助
コン助

そんな悩みに元コーチがお答えします。

上達する子は同じ練習でも普段から差があるんだ。

上達させる方法も教えるよ!!

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【この記事でわかること】

・スイミングで上達する子としない子の差

・上達させるための対策

・スイミングを習う目的を考える

・思い切って水泳以外も視野に入れる

 

のべ600人の生徒を指導して来ました。
飲み込みが早くすぐに上達する子もいるし
何度教えてもできなかったり一度できても次にはできなくなっていたりと
上達には差があります。
それでも僕のクラスは進級率が高く停滞している生徒もいませんでした。
僕は選手として長年泳いで来たからこそ体で覚えさせるだけでなく
同時にわかりやすい簡単な言葉や何度も繰り返し覚えさせること
別の物に例えてイメージを持たせることで理解させて来ました。

【スイミングで上達する子としない子の差】

①言われたことを理解していない

お子さんがスイミングから帰ってきて

コーチになんて言われたか

何ができていて何ができていないのか

聞いてみてください。

答えられれば理解していますが

答えられなければ理解していません。

泳いでいるお子さん本人が理解せずして上達は難しいです。

子供の水泳は体で覚えるといいます。

たしかにそれも事実ですが

体をどう補助されたか理解しましょう。

 

例えば
・キックの補助をされた時に
「速く足を動かされた」のか「動きを補助された」のか。
・手の動きを補助された時に
「入水の補助をされた」のか「かき方を補助された」のか
「リカバリーの補助をされた」のか。

そのほか、頭や腰に位置など言葉がなくても

自分の弱いところを毎回の練習で知るようにしましょう。

 

②コーチのレベルが低い

スイミングスクールの選び方でも話したように

コーチの力量は様々です。

水泳経験のないアルバイトもいれば

水泳経験はないが社員として指導をしてきた人

選手として活動してきたアルバイトまたは社員。

できれば水泳選手として活動して来て

社員としても指導経験豊富なコーチがいいですが

水泳選手として経験があれば社員でもアルバイトでもOKです。

ただ、昔水泳をやっていたくらいの選手経験がないコーチは

水泳経験がないに等しいです。

コーチのレベルが低いと基本的な指導はできても

個々に指導したり悪い点、良い点を見つけたりすることが難しく

改善するための言葉や伝え方、補助の仕方、練習方法まではわかりません。

子供は大人のように自分でかみ砕いて理解することは難しく

上達する見込みがある子供でも教え方が下手なせいで

なかなか上達しなくなってしまいます。

選手経験があれば瞬時にどこがダメでどこが良いのか見つけ

適格にそれに見合った指導をすることができます。

同じ、月謝を払っているのであれば

選手経験のあるコーチのクラスに移動すべきですね。

 

③親御さんの協力が足りない

実は親御さんも上達スピードに関係します。

※中学生になれば関係ありません。

★上達するお子さん
親御さんとスイミングスクールに来て
親御さんがプールサイドから練習を見ている。
★上達しないお子さん
送迎バスや自転車などで自分で通い
プールサイドに親御さんがいない。
親御さんに送り迎えされても
プールサイドに親御さんがいない。

親御さんが送り迎えをして

プールサイドから練習を見ている親御さんがいる

お子さんの方が上達が早いです。

理由はお子さんとの練習の振り返りや

コーチと直接話ができるからです。

いくらお子さん(小学生まで)がコーチからの指導を理解しても

忘れてしまったり同じ指摘をされて

思い出したりすることがほとんどです。

あなたがお子さんの理解の手助けをするために

お子さんと今日の練習について話したり

何ができていないのか練習後にコーチに確認しましょう。

それをお子さんと一緒に覚えて

練習前や進級テスト前にお話ししましょう。

もちろん、コーチも練習中やテストの前に指導はしますが

親御さんの力も必要です。

個人レッスンであれば丸投げでもいいですが

クラスがある以上、コーチは他の子も見なければなりません。

担当クラスは他にもあり大人のクラスもあり

常に全生徒を網羅しているかというと

正直、練習が始まってみないと思い出せない生徒もたくさんいます。

親御さんと直接話すことで記憶に根付き良いプレッシャーとして

お子さんを覚えて指導に当たることができます。

水泳自体がよくわからなくても何ができていて何ができていないのかは

必ずコーチに確認しましょう。

お子さんに聞いても間違って伝わってしまう可能性があります。

お仕事やお家のことがあって忙しいとは思いますが

スイミングスクールに付き添うことが上達への近道でもあります。

 

④そもそもセンスがない

極論ではありますがどうしても水泳のセンスがないお子さんがいます。

頭では理解していても体がうまく動かないお子さんや

頭でも理解できず体でも覚えられないお子さんです。

その子がすべてが悪いわけではありません。

たまたま水泳においてはセンスがなかっただけです。

センスがある子は言ったことを次に泳いだ時にはできています。

そして技術だけどんどん習得して体力が足りない状態になります。

体力は成長や運動の経験とともについていきますので

それほどセンスが先走っていることになります。

センスがある子とない子は正直、1回練習を見たらわかります。

しかしほとんどの場合、可もなく不可もなくな子ばかりです。

※それが普通です!!

普通の子が7割だとしたらセンスがない子は2割

センスがある子は1割です。

1割もないかもしれません。

 

◆あなたのお子さんがセンスがないか知る方法をお伝えします。
※1つの目安です。
悲しいですが現実を受け止め他の習い事に切り替えることが懸命です。
お子さんの気持ちと人生という大きな枠組みで見た時に
続けるかほかの習い事もしてみるか
一度立ち止まってみるのもいいかもしれません。

・同じクラスに3か月以上在籍している。
※スクールやクラスの内容によってもっと長いこともあります。
また、このクラスでは3か月在籍していても
次のクラスではすぐ進級することもあります。
水泳のセンスではなくその種目の得意不得意ということもあります。

・進級テストでいつも同じことを指摘されている。
練習時、課題を忘れてしまっている。
まだ結果が追い付かない。
コーチの指導に原因がある。
これらの場合がありますのでお子さんとコーチとお話ししてみましょう。

・コーチに話を聞いた時に
基本的なことができていない内容の回答。

<基本的なこととは>
【バタ足のクラスの場合】→ 膝を90度曲げて水面をバチャバチャしている。
【クロールのクラスの場合】→ 息継ぎができない
【背泳ぎのクラスの場合】→ 足、腰が沈む
【平泳ぎのクラスの場合】→ あおり足、膝が体の前に入る
【バタフライのクラスの場合】→ リズムがめちゃくちゃ、腕が水上に上がらない
など

 

反対にセンスがある子には

「あとこれだけなんですよね」や

個人的なとても細かいポイント指摘してきます。

<例えば>

「あとは体力だけ」→ フォームは完璧で

年齢的に進級が早いことで体力が追い付いていない。

「頭の位置が・・・」「足がもう少し・・・」「手がもう少し・・・」などは

基本的にできているが悪い部分を強いて言うならばという状態です。

こういう話をコーチがしている場合は

普通以上のセンスなのでスイミングを続けることをおすすめします。

 

【上達させるための対策】

①お子さんと言われたことを振り返る

コーチは練習中や進級テストの時に

どこが悪いのか話してくれます。

お子さんは話を聞いていますが

その場に親御さんはいることはできないので

帰ったら必ずコーチに何を言われたか確認しましょう。

それが上達の近道です。

毎回の練習や進級でテストの時にお子さんに言い聞かせましょう。

何も考えずただ練習するのと

言われたことを意識して練習するのでは大きな差が生まれます。

コン助
コン助

進級テストの裏話だけど

テストの時はうまくできていなくても

普段の練習でできていれば

多少目をつぶって合格にすることがあるんだ。

できているのはわかっているけど

本番に弱いだけだからね。

 

②選手経験のあるコーチのクラスに行く

↑↑でもお話しましたがコーチは選手経験のある人にしましょう。

誰にでも言える基本的な指導だけでなく

選手だからこそ気づける点や指導方法があります。

 

③個人レッスンを受ける

普段のスイミングスクールとは別に

個人レッスンを受けてみましょう。

スイミングスクールでも個人レッスンを実施しているところもありますが

できれば個人レッスンを専門で行っているところや

フリーで教えている人が良いです。

いくら選手経験があるコーチでもクラスで複数人見ているのと

マンツーマンでレッスンするのでは大きく違います。

1回でも効果は高く的確に改善すべきところを教えて

それに見合った練習をしてくれます。

できれば普段の練習とは別に

月に1回でいいので個人レッスンを受ける

上達もかなり早くなります。

◆短期水泳教室は不要
よく、スイミングスクールとは別に夏
季や春季、冬季に短期水泳教室を行いますが
これに参加する必要はありません。
普段のスクールに通っているならばなおのこと申し込み不要です。
短期水泳教室は水泳の指導よりも
スイミングスクール入会のために行っています。
全く泳げない限り意味がありません。

短期水泳教室に払うお金があるならば個人レッスンに回しましょう。

安ければ1時間2000円~高くても6000円でできます。

 

【スイミングを習う目的を考える】

上記のように対策をして、それでも上達しない場合

残念ながら水泳は向いていないかもしれません。

人は向き不向きがあります。

大人になればなるほど

不向きとわかっていても後戻りはできません。

しかし子供のうちは色んなことができます。

もう一度スイミングを習う目的を考えましょう。

 

・体力をつけたいからですか?

→ 他のスポーツでも可能ですね!!

 

・クロールだけでも泳げるようにしたいからですか?

→ 習得したら水泳以外に挑戦するのもOKです!!

 

・4種目泳げるようにしたいからですか?

→ 習得したら水泳以外もいいですが

せっかく4泳法泳げるようになったので

水泳を極めつつ他のことに挑戦するか様子を見るのもありです!!

 

・親が水泳選手だったからですか?

→ スポーツをしていた親御さんは

お子さんにも同じスポーツをやらせたがります。

悪いことではないですが水泳選手だった時に

何を得てそれが良い効果を生んだから

だからお子さんにも水泳をしてほしくて

そしてどうなってほしいかまで掘り下げましょう。

親がやっていたから子供もセンスを引き継ぐかはわかりません。

エゴにならないようにだけ注意しましょう。

 

・スタイルをよくしたいからですか?

→不純な動機ではありますが

水泳は男女ともにダントツでスタイルが良くなります。

この場合、上達はさほど関係ありません。

水泳に使う筋肉を使いどれだけ泳ぎこむかです。

中学卒業、高校卒業までは続けないと

スタイルは身につきません。

 

【思い切って水泳以外も視野に入れる】

お子さんの今も大切ですが将来も考えてみましょう。

正直、水泳は素晴らしいスポーツですが

水泳はコーチにならない限り仕事としては

食べていくことはできませんし役に立ちません。

コーチになっても過酷でありながら低賃金です。

子供の将来(仕事などスキル)に重きをおくのであれば

スポーツではなくスキルの習得の方がずっと将来役に立ちます。

僕のオススメはプログラミングと英会話です。

コン助
コン助

センスはうんぬんは置いておいて

「水泳が好き」「楽しい」と感じているならば

必ずしもやめる必要はありません。

お子さんの気持ちを大切にしながら

将来のために実用的なことも考えてあげてくださいね。

 

 

◆プログラミング

今の時代パソコンスキル、中でもプログラミングはできて当たり前。

本業としても副業としても会社に属せずフリーとしても

何歳からでも収入を得ることできます。

とても視野が広がる分野ですね!!

↓↓こちらはプログラミングだけでなく

タイピングや情報セキュリティまで学べ

オンラインで学べるためとてもおすすめです。



◆英会話

英語ができると年収が100万円上がります。

大人になってからこの事実を知り

今頃、英語の大切さを知りとても後悔しています。

働ける会社も場所も大きく広がり

英語、英会話スキルはずっと役に立ちます。

仕事に関わらず世界中の人とコミュニケーションを取ることができますね!!

正直、水泳と英会話も習いたかったと思います。。。

↓↓の英会話スクールはオンラインで完結。

他の英会話クラスより

話す(アウトプット)が多く設けているため成長速度も期待できます!!



一番いいのは

余裕があれば運動系と勉強系を2つの習い事ができるといいですね!!

僕が子供に習い事をさせるなら

水泳と英会話ですね!!

 

水泳をやめることは

水泳がダメということでもお子さんがダメでもありません。

お子さんが一番素晴らしい人生を歩むためには

他の選択肢も考えることで成功するチャンスが広がります。

センスがないお子さんを無理に続けさせても

残念ながらセンスが良くなるわけではありません。

時間をかければやらないよりかは上達しますが

他のスポーツや勉強の方にセンスがあったかもしれません。

コン助
コン助

日本の部活動は1つのスポーツを続けるよね。

でもアメリカの高校は

シーズンごとにスポーツを変えるんだ!!

アメフトも野球もバスケもやるといった具合。

だからこそその中で

得意なスポーツや苦手なスポーツを

見つけることができるんだ!!

 

続けることの大切さはありますが

それはセンスがあってこそです。

もしお子さんが水泳をやめたいという気持ちがあり

上達が遅いのであれば水泳は諦めて

他のもの挑戦することで力を入れて発揮するかもしれませんので

考えてみてください。

【僕はここまで水泳のセンスについて話す理由】
僕は幼稚園からずっと水泳を続けてきましたが
全国大会に出られるほどではありませんでした。
選手コースに入れたのでセンスがないわけではなかったとは思いますが
残念ながら才能はなかったようです。
今振り返ると格闘技が向いていた気がします。
空手や柔道、レスリングなど習っていたら
才能が開花していたかもしれません。
しかしそれも当時はわからないことです。
お家の経済状況で習い事ができるかもいくつできるかも変わりますが
子供のうちにいろんなことに挑戦、経験することが
自分の長所を見出す大切な機会だと身をもって感じました。

 

【元コーチが教える スイミングで上達する子としない子の4つの差と対策まとめ】

上達する子としない子の差は

①コーチに言われたことを理解していない

②コーチのレベルが低い

③親御さんの協力が足りない

④そもそも水泳センスがない

の4つです。

①②③は改善できますがそれでもダメなら

水泳を習う理由を考えて水泳以外にシフトチェンジするのも

お子さんのためになります。

1つのことを長く続けることも大切ですが

お子さんの可能性やチャンスを広げることも大切です。

3か月以上停滞していたり基本的なことができていなかったりすれば

別の分野で才能を開花させるのも手です。

物事には得意不得意がありますので

お子さんを優先に考えて対策しましょう!!





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