【水泳大会で勝つ!】全力を出し切れるようになる練習方法4選!!

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コン助

■水泳歴 30年 ( S1 : 400Ⅿ・200M個人メドレー )
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こんにちはコン助です!!

コン助
コン助

前回、全力で泳ぎ切るマインド

「50m泳げればいい。51m泳げなくていい。」

というものを紹介したね。

これは考え方だから

実際にどうすれば全力で泳ぎ切ることができるか

具体的な練習方法を教えるね!!

自分が泳いでいる時に何%で泳いでいるか知ることが

100%で泳げるようになるカギなんだ!!

スイマー
スイマー

なんか難しそうだけどできるかな?

でも自分がどのくらいの力で泳いでいるかわかれば

スピード練習ももっと効果を出すことができそうだね!!

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【この記事でわかること】

・全力を出し切れるようになる練習4選

【全力を出し切れるようになる練習4選】

①ディセンディング

1本ずつ段階的に速く泳ぐ

1本ずつスピードを変えることで

自分の泳いでいるスピードレベルがわかってきます。

また、1本ずつと明確なためスピードの切り替えが簡単で

初心者でも挑戦しやすいです。

例えば50m4本をディセンディングで泳ぐとしたら

1本目より2本目、2本目より3本目

そして4本目が一番速く泳げるようにします。

速くなる幅は均等になるようにしてください。

具体的には

1本目は25%

2本目は50%

3本目は75%

4本目は100%

または

・1本目は70%

・2本目は80%

・3本目は90%

・4本目は100%

などです。

 

②ビルドアップ

1本の間にどんどんスピードを上げる

ディセンディングよりも難しいですが

スパートをかける練習にもなります。

例えば50m4本をビルドアップで泳ぐ場合

スタート時が一番遅く

ゴールのタッチが一番スピードが出ているように

50mの中でスピードを上げて行きます。

2本目はリセットされ再びスター時は一番遅く

ゴールで一番速く泳げるようにします。

初心者の場合いきなり感覚的にスピードを上げるのは難しいため

目安を付けて泳ぎましょう。

 

例えば

・スタートから真ん中の12.5mまでは25%の力で

・12.5mから25mまでは50%

・25mから折り返して真ん中の37.5mまでは75%

・37.5mから50mまでは100%で

泳ぐようにし徐々にスピードの変化が滑らかになるようにしましょう。

 

③ブロークン

距離を分けてレース本番と同様に泳ぐ

レースと同様に行うため

集中してより全力を出し切るイメージをつかめます。

具体的には

100m自由形のレースに出る場合

50mと50mに分けて泳ぎます。

区切った50mと50mの間は10秒休みます。

200mや400mなど距離が長く

50mずつ区切った場合は5秒の休みにすることもあります。

すべてにおいて本番同様に泳ぐつもりで行います。

5秒から10秒休むだけでも体力が回復し

再び全力で泳ぐことができます。

これにより、よりスピードを意識し

特にラストスパートの自分が出すべきスピードを感じることができます。

 

初心者でも取り組めるのでレースが控えている場合は

ぜひ挑戦してみましょう。

この時、タイムは必ず計ってください。

戦略によりますが

例えば後半型なら後半の泳ぎの方がタイムは短くありたいです。

 

④オールアウト

全力で泳ぎ切る

中級練習メニューにも組み込んでいますが

全力を出し切って泳ぐ練習です。

直訳するとその名の通り「全て出す」です。

普段の練習のメイン練習のラストで

このオールアウトをすることで

疲れている中で

最後の1本で全て力を使い果たすことに意識することができます。

ハードはスピードを出して泳ぐ練習ではありますが

全力ではありません。

ハードとオールアウトが混同しないようにしましょう。

オールアウトは最後の1本しかできません。

なぜならば力を出し切らなければならないからです。

その後もダウン以外に泳げるようなら

まだ出し切れていない証拠になります。

 

【全力を出し切れるようになる練習4選まとめ】

①ディセンディング(1本ずつ速く泳ぐ)

②ビルドアップ(1本の間で速く泳ぐ)

③ブロークン(距離を区切って本番同様に泳ぐ)

④オールアウト(全力で泳ぎ切る)

この4つの練習を行うことで

自分がどのくらいの力で泳いでいるのか把握でき

全力で泳ぐ習慣とイメージを付けることができます。

中でもブロークン練習はレースに出る人は必ず取り入れたい練習です。

初心者の人はやりやすいディセンディングから挑戦してみましょう!!

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