【競泳観戦】ココを見たらもっとおもしろくなる5つ注目ポイント!!

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競泳観戦
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コン助

■水泳歴 30年 ( S1 : 400Ⅿ・200M個人メドレー )
■コーチ歴 6年
■のべ 600人の生徒を指導
■バタフライの指導が得意
■あらゆる視点から『水泳』情報を発信します

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こんにちはコン助です!!

スイマー
スイマー

今度競泳の観戦に行くんだけど

どこを見たらいいのかな?

コン助
コン助

水泳はサッカーや野球のように

点の取り合いじゃないから

なかなか楽しみにくいスポーツだよね。

でもただ順位を見るだけじゃなくて

あるポイントを見るともっとおもしろくなるんだ!!

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【この記事でわかること】

・競泳観戦をより楽しむ4つのポイント

・テレビ中継で見るポイント

・花形の種目

幼稚園から大学まで選手として活動して来ました。
毎月何らかの大会に出場しプールからも観客席からも見て来ました。
ビール片手に見るスポーツではないですが
競泳にもおもしろさがあります。
ちなみに専門種目は個人メドレーでした。

【競泳観戦をより楽しむ5つのポイント】

①ラストスパート

ゴールに向けて接戦する場面と

一番のスピードのパワーで泳ぐ姿を見ることができます。

短水路だとターン後の25m、長水路だとターン後の50mが

ラストスパートをかけるタイミングです。

泳ぎをガラッと変えて来る選手もいるので

単純に順位を見るのではなく

ラストスパートまでの泳ぎとラスト25m(50m)の泳ぎの違いを見ましょう!!

コン助
コン助

前半が得意な人は最初に攻めて

ラストスパートらしい

ラストスパートがない場合もあるよ。

②リアクションタイム

スタートの合図が鳴ってから飛び込むまでの反応を
リアクションタイムと言います。

どれだけ早く反応できるか注目しましょう。

リアクションタイムが勝敗を分けることもあります!!

反応が早ければその分タイムを縮めることができるので

0.01秒を争う競泳としてはリアクションタイムはとても重要です。

短距離であればあるほど重要になります。

リアクションタイムはスタート直後

一定時間電光掲示板に表示されますので

スタートして泳ぎだけを見るではなく一度電光掲示板を見て

リアクションタイムを見てみましょう。

0.3秒くらいが平均です。

例えば
残念ながら0.01秒で負けたとします。
リアクションタイムは0.03秒遅かったことがわかりました。
この場合、泳ぎ自体は0.02秒縮めることができたので
スイム自体は速く泳げたのです。
しかしリアクションが遅かったために負けてしまいました。
0.02秒早くリアクション取れていれば勝つことができましたね。

勝ったか負けただけやゴールタイムだけを見るではなく

リアクションタイムも見ることでより深堀することができます。

コン助
コン助

「take your mark」の号令でスタート姿勢になるんだ。

この時動いたらフライングになるから注意。

そのあと「プンッ」という電子音がスタートの合図。

昔は「ヨーイ」だったし火薬のピストルを使ってたんだけどね。

今はかっこよく「take your mark!!」

③浮き上がりまでの距離 

選手によって浮き上がって来る距離が違います。

潜水が得意な選手や体力に自信がなかったり

後半型で体力を温存したい選手は長く潜っています。

ターン後にどのくらいのタイミングで浮き上がって来るか

周りの選手や応援している選手だけで比べてもおもしろいです。

平泳ぎ以外は15mまで潜ってもOKなルールなので

ギリギリまで潜る選手もいれば

5mくらいで起き上がる選手もいます。

中でもおもしろいのは平泳ぎです!!

平泳ぎは「ひとかきひとけり」をしたら浮き上がらなければなりません。

つまり浮き上がりが早い選手はひとかきひとけりが苦手かもしれません。

ひとかきひとけりは水の抵抗を極限まで無くすことでより進むことができます。

ターンが増える200mやこれが短水路の場合は

よりひとかきひとけりが重要になってきます。

 

④泳ぎ方の違い

同じクロールでも泳ぎ方は選手によって違います。

パワー系の選手は1かきで進む距離が多いためピッチはゆっくり目です。

小柄な選手やパワー系では選手は周りが1かきする間に

2回かけるようにするためピッチが早く

ラストスパートの時はよりそのテンポが上がります。

コン助
コン助

僕は小柄だから

高速回転と高速キックが得意だったんだ。

戦い方は人それぞれ。

それを見るのもおもしろいね!!

体格や得意とするポイントで泳ぎ方は変わり

その選手の癖もあるため同じ種目でも所々で違いがあります。

ハイエルボーのクロールでも

肘の高さや手と体の距離、入水時、プルのかき方と違ってきます。

速い選手は同じハイエルボーでもどうやって泳いでいるか

動きを見てみましょう。

 

⑤応援の仕方

チームによって応援の仕方が違うので

それを聞くのも観戦に行った楽しみの一つです。

メガホンを叩いたりリズムを揃えて声援を送ったりします。

各所に声援のポイントがあります。

・スタート台に立つとき、立った時

・スタートしてから潜水して浮き上がるまでの間

・ターン時

・ラストスパート

強いチームほど伝統の応援方法がある傾向です。

【テレビ中継で見るポイント】

①潜水

実際に水泳会場に応援に行った場合

水中の様子を見ることはできませんが

テレビ中継だと水中の映像を見ることができます。

そこで会場では見られない潜水の様子を見てみましょう。

どのくらいのテンポでドルフィンキックを打っているか

バサロキックの姿勢、ひとかきひとけりのタイミングなど

応援席では見られませんからね!!

 

②ターン

会場だと遠すぎてわからないターン

テレビだと間近や水中で見ることができ

どうやって回っているのか

回るスピードや姿勢、タイミングを見ることができます。

 

③表情

テレビだとスタートする前の表情

泳いでいる時、潜っている時の表情

ゴールした時の表情を見ることができます。

水泳会場でははっきり見られないので

どんな顔でレースに挑んでいるかチェックしてみてください。

表情だけでなく体を叩いたりジャンプしたり

緊張をほぐし集中する方法は様々なのでここも見ものです。

 

④タイム

テレビ中継だと世界新のタイムや日本新のタイムが表示されていたり

プールにラインが引かれ、わかるようになっています。

これにより世界新より速いのか遅いのか見ながら応援できます。

【花形の種目】

競泳をより楽しむために花形と言われる種目はぜひ注目しましょう。

・50m自由形

短距離のクロールは最初から最後まで全力で泳ぎ切るため

横一線で力いっぱい泳ぐ姿は圧巻です。

大波が襲って来る感覚です。

そして50mクロールは20秒ほどでゴールしてしまうので

より0.01秒の世界になります。

決勝となると全員ほぼ同時なのでリアクションタイムや

ゴールのタッチのタイミングが合うかで勝敗が分かれてしまうんですね。

 

・フリーリレー

自由形(ほぼクロール)で4人で行うリレー種目です。

個人競技の水泳ですがリレーは団体種目です。

チーム力が試されそのチームのベストメンバーで構成されるので

総決算とも言えるレースです。

泳ぐ順番、引継ぎなど戦略が必要となり

個人のスピードだけでは勝てない種目です。

 

・メドレーリレー

4種目を泳ぐ団体種目です。

「背泳ぎ → 平泳ぎ → バタフライ → クロール」の順番で泳ぎます。

これもそのチームのベストメンバーで構成され

個人種目だと勝てなくても

チームになると力を合わせて勝つことができるので

とてもおもしろく応援も一番の盛り上がりを見せます。

最近では男女混合メドレーリレーは誕生し

男女2人ずつはルールで決まっているものの

どの種目を泳ぐかは自由なためより戦略が必要になります。

 

コン助
コン助

もちろんどの種目も見どころはあるよ。

個人メドレーは一人で4種目泳ぐから

これもおもしろいね。

【競泳観戦を楽しむ5つのポイントまとめ】

レース系の種目は順位だけに注目されがちですが

スタートまでのリアクションタイムや

ラストスパートをかけるタイミングの差や泳ぎ方の変化

人によって違う泳ぎを見るのもおもしろいです。

ぜひ各チームの応援の仕方にも注目してください。

実際に会場に行かなくてもテレビ中継だと水中の映像や

選手の泳ぎや表情をアップで見られます。

中でも花形種目と言われる50m自由形やリレーは見ものですので

ぜひ注目してください!!

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