こんにちはコン助です！！
クロールの腕の動きって人によって
全く違うよね。
特にリカバリーのハイエルボーとストレートアーム
泳ぎやすいのはどっちなの？
そもそもどう違うの？
クロールはプルやビート、軸など含めると
実はたくさんの泳ぎ方があるんだ！！
トップスイマーも色んな泳ぎ方をしているね。
今回はハイエルボーとストレートアームに絞って
違いやそれぞれ向いている人を紹介するよ！！
【この記事でわかること】
・ハイエルボーとストレートどっちがいいの？
・ハイエルボーとストレートの違い
・ハイエルボーが向いている人
・ストレートアームが向いている人
クロールの悩みの一つ「ハイエルボー」と「ストレートアーム」は
一人ひとりヒアリングから行いその人に合ったスタイルを指導することで
この悩みを解決して来ました。
【ハイエルボーとストレートアームどっちがいいの？】
「どちらがいいか」という答えはありません。
いきなりすみません。。。
なぜならば泳ぐ目的によって変わるからです。
●長距離やゆっくり泳ぐならハイエルボー
●短距離や速く泳ぐならストレートアームです。
あなたの泳ぐ目的でどちらで泳ぐか決めましょう。
普段の泳ぐ距離とスピードでどちらかに決めてもOK！
泳ぐ毎にコロコロ切り替えてもOK！
【ハイエルボーとストレートアームの違い】
<ハイエルボー>
ハイエルボーは名前の通り(リカバリー時)肘が高い泳ぎ方です。
太ももまでかいたあと
肘から水上に上がって肘を天井に向けたまま
リカバリーすることでハイエルボーになります。
ハイエルボーだと腕や肩が疲れにくく
また、指先から丁寧に入水できることから
遠くに腕を伸ばせます。
つまり長距離に向いています。
<ストレートアーム>
ストレートアームはその通り
肘を曲げることなく腕がまっすぐのままリカバリーします。
プル動作もストレートにすることで
より回転率を上げられることから速く泳ぎやすいです。
しかし、腕や肩の疲労度は高く
入水後の伸びがしにくいため
長距離には不向きです。
【ハイエルボーが向いている人】
・初心者の人
練習は何度も泳ぐ必要があるため
疲れにくいハイエルボーがいいです。
また、クロールの基本的なローリングや
伸びというものを理解するためにも
ハイエルボーがいいでしょう。
僕の生徒もハイエルボーからスタートしています！！
・長距離を泳ぐ人
遠泳もそうですが長い距離を泳ぐ人は
やはり肩の負担が少なく疲れにくい
そして伸びを意識した泳ぎができるハイエルボーがいいです。
・腕や肩が回しにくい人
ストレートアームより腕と肩に負担が少ないため
ハイエルボーがおすすめです。
爆弾を抱えてる人やリハビリ、
高齢者の場合は断然ハイエルボーがおすすめです。
【ストレートアームが向いてる人】
・短距離スイマー
もちろん人によって速く泳ぐフォームは違いますが
一般的にどちらが向いているかと言うと
回転率を上げやすいストレートアームが向いています。
・中級者以上の人
フォームを考えなくても泳げるようになって
水をつかむ感覚がわかる人はストレートアームでも
雑な動きをすることなく泳ぐことができるでしょう。
泳ぎ方の幅を広げることができます！！
初心者は確かに腕を回すだけという点では
ストレートアームの方がハイエルボーより簡単かもしれません。
しかし、バタバタ暴れるだけの雑な泳ぎになりやすいため
おすすめしません。
また、パワーで泳ぐことが染みついてしまい
泳ぐには力が必要と誤った認識をしてしまうかもしれません。
特に初心者の方がストレートアームで泳ぐと水しぶきが激しく
ジムのプールや市民プールなどでは周りに配慮が必要です。
・ハイエルボーがうまくできない人
一度ハイエルボーの練習をし
それでもうまくプル動作ができない場合に限って
ストレートアームで泳いでみましょう。
こちらの方が泳ぎやすい可能性があります。
人には水泳センスの違いがあり
さらには種目や泳ぎ方に得意不得意があります。
ハイエルボーで苦戦しているのであれば
一度ストレートアームで練習し
そこで泳ぎを覚えてから
再度ハイエルボーにするとうまくいくことがあります。
実際に子供のスイミングスクールでも
平泳ぎ(あおり足など)に苦戦しなかなか進級できない子がおりましたが
「ここで完璧に平泳ぎを習得する」よりもバタフライのクラスに進み
そこでバタフライを泳ぎながら体力をつけ
自身も1つ学年が上になったことで
改めて平泳ぎを泳いでみると
簡単に改善されることがあります！！
【クロールの腕の動きハイエルボーとストレートアームまとめ】
クロールには
①肘を曲げてリカバリーするハイエルボーと
②腕をまっすぐにしてリカバリーするストレートアーム
の2つがあります。
ハイエルボーは長距離や初心者
ストレートアームは短距離や中上級者に向いています。
今回は水中でのプル動作は度外視しましたが
泳ぐ目的によって同じクロールでも泳ぎ方に種類があります。
ハイエルボーとストレートアーム
どちらが正解ということではありません。
初心者の人はまずは
ハイエルボーから挑戦し
ストレートアームへと進み泳ぎの幅を広げましょう。
目的によって泳ぎ方を変えられると
より一層泳ぐことが楽しくなりますよ！！
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