こんにちはコン助です！！
実はバタフライは
速く泳ぐのもゆっくり泳ぐのも
簡単にできる種目なんだ。
どの種目も力を入れたり抜いたりで
スピード調整してるんじゃないの？
バタフライは唯一うねりを利用して
スピードコントロールができるんだ！！
【この記事でわかること】
・スピードコントロールが楽な理由
・ゆっくり泳ぐバタフライ
・速く泳ぐバタフライ
【スピードコントロールが楽な理由】
うねりを深くするか浅くするかで勝手にピッチが変わるからです。
深く潜れば潜るほどゆっくり泳げ
浅く潜れば潜るほど速く泳げます。
実はうねりには２つ種類があります。
①体全体で作るうねり
通常のうねりです。
頭のてっぺんから入り体全体でうねっていく方法です。
つまり深いうねりです。
②腰からのうねり
もう一つは上半身ではうねりは作らず
腰の動きでうねりをつくります。
つまり浅いうねりです。
深いうねりであればそれに合わせてプルもキックも
大きくゆっくりしたものになります。
反対に浅いうねりはうねりに合わせてプルもキックも行わないと
バラバラな泳ぎになってしまうため強制でピッチが早くなります。
このうねりを使い分けることで
ゆっくりも速くも泳ぐことができるようになります。
他の種目は速く泳ぐには
手の回転をあげたりキックを高速にしたりと力に頼る部分がありますが
バタフライの場合はうねりの大きさでコントロールできるので
慣れるとどの種目よりもスピードの調整が簡単です。
【ゆっくり泳ぐバタフライ】
先述した通り
体全体でうねるバタフライです。
頭からしっかり潜り体全体でうねります。
頭から潜るほどことで浮力を生みリカバリーが楽になります。
テンポもゆっくりになるため疲れにくくゆっくり泳げます。
「トーントンッ」のリズムさえ崩さなければ
もっと深く潜りゆっくり浮上することで
さらにゆっくりおよぐことができます。
【速く泳ぐバタフライ】
腰からうねるバタフライです。
通常のバタフライのように頭から潜りません。
腰を反らす、突き出すの動きで浅いうねりを作り出します。
これにより驚くほどピッチを上げることができます。
上半身はほとんど動かさずプルは回しっぱなしです。
トップスイマーの泳ぎを見てるとわかるように
水面をすべるように泳いでいきます。
とても浅いうねりだからこそあの泳ぎができます。
同じバタフライなのに速く泳ぐバタフライは
別の種目のようにさえ感じます。
これにより速くバタフライを泳ぐことができますが
体力の消耗も激しいため長距離には向きません。
また、この早いピッチの時でも
「トーントンッ」のリズムは変わりません。
波長が変わるだけでゆっくりも速くもリズムは同じです。
【バタフライのスピードコントロールまとめ】
体全体で作るうねりのバタフライは
大きな泳ぎになるため
長距離やスピードを出す必要がない時に向いています。
腰から作る浅いうねりはピッチを劇的に上げられるため
速く泳ぐことができ短距離に向いています。
このうねりの使い分けと潜る深さによって
バタフライのスピードコントロールができるため
他の種目よりスピード調整が簡単というわけです！！
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