こんにちはコン助です!!
![スイマー](http://www.tasukete-kesuta.com/wp-content/uploads/2020/09/2067865.jpg)
バタフライの呼吸がうまくできなくて苦しいんだ。
色々試したけどどうしても苦しいんだ。
もう手立てがない。
どうしたらいいの?
![コン助](http://www.tasukete-kesuta.com/wp-content/uploads/2020/07/iOS-の画像-2.jpg)
通常のバタフライの呼吸がうまくできない人や
楽にするために色々挑戦したけどまだ苦しい人への
打開策として特殊な呼吸法を教えるよ!!
【この記事でわかること】
・バタフライの呼吸を楽に最終手段
・バタフライの呼吸が苦しい理由
・より楽にバタフライを泳ぐために
特にバタフライは自身が泳ぐのも教えるのも得意で
僕が教えた生徒たちはみんな泳ぎがきれいと評判でした。
難しいバタフライも楽に泳ぐポイントをつかめば簡単です。
【バタフライの呼吸を楽にする最終手段】
横向きで呼吸をする!!
![コン助](http://www.tasukete-kesuta.com/wp-content/uploads/2020/07/iOS-の画像-2.jpg)
通常のバタフライは前を向いて呼吸するけど
横を向いて呼吸をしても
ルール違反じゃないから安心してね!!
一般的に楽に呼吸をするには下記の対策が考えられます。
①顔を上げすぎない
真正面を向くまで頭を上げる必要はありません。
呼吸は口が水面からでれば十分なため
顎は水の中に入っていてもOKなんです。
これによりリカバリー時頭を速やかに入れやすく
頭が上がりすぎないため足が沈むことも避けることができます。
②浮力を作る
水中から水面に浮き上がる浮力が強ければ
勢いよく顔も腕も水上に出せるため楽に呼吸ができるようになります。
浮力は自然と働く力ですがしっかり潜ってうねりを作らないと
浮力が弱くなってしまいます。
③タイミングを合わせる
バタフライは1かきする間に2回キックをします。
体はうねりを作り常時波打った動きをします。
これらはそれぞれ独立しているものではなく
それぞれ一連の流れで行うことで
よりスムーズで楽なバタフライを泳ぐことができます。
浮き上がりの瞬間、浮力、プルのフィニッシュ、第2キックの
タイミングが揃うことで楽にリカバリーと呼吸ができるようになります。
バタフライを最初に習った時に
呼吸がうまくできない場合はこれらを対策して楽に泳げるようにしますが
それでもうまく行かない場合
最終手段として「横向きの呼吸」を試して見ましょう。
頭の動きがガラッと変わるため初めは違和感がありますが
人によっては横向き呼吸の方が楽でやりやすいことがあります。
〈横向き呼吸のやり方〉
呼吸時、前を見るのではなくクロールの様に真横を向きます。
タイミングは通常のバタフライと同じで
頭が水面から出すタイミングで
首をしっかりひねり真横を向きましょう。
頭を入れるタイミングも手が入ると同時にしっかり潜りましょう。
〈横向き呼吸のメリット〉
①体力が消耗しにくい
頭を上げる必要がないため
浮力やプッシュのパワーが少なくても呼吸しやすく
横を向くだけのため体力の消耗も減ります。
②テンポを上げやすい
上体を起こす必要がないので呼吸を速やかに行うことができます。
これによりテンポを上げやすくなります。
つまり速く泳ぎやすく滑るように泳げるようになります。
③隣の人を確認できる
横を見ることができるので
隣を泳いでいる人を確認することができます。
![コン助](http://www.tasukete-kesuta.com/wp-content/uploads/2020/07/iOS-の画像-2.jpg)
本番のレースなど
横の選手を確認できると
ペースは配分や
ラストスパートを掛けるタイミングが図れるね。
〈横向き呼吸の注意点〉
①バランスを崩さない
呼吸した(横を向いた方)がどうしても腕が高く上がってしまい
左右のバランスが崩れがちです。
リカバリー時腕の高さが違うだけなら問題ないですが
身体自体が傾いたり
プル動作が左右非対称になったりしないように注意しましょう。
②顎を引く
顎を引かないと斜め前を見てしまいます。
顎を引いて呼吸することで真横を向いて呼吸できます。
バタフライは通常前を見てしまうので
なれるまでは癖で前を向こうとしてしまうので特に注意です。
③限界まで横を向く
クロールはローリングをしているので目一杯横を見なくても
顔を横に向けることはできますが
バタフライはローリングしないので
限界まで首をねじって横を見ないと真横を向くことができません。
なんとなく横を向かずしっかり真横までひねりましょう。
④潜ることを忘れない
正面を向いて呼吸すればそのまま頭のてっぺんを水中に入れるだけなので
潜りやすく流れで行うことができますが
横を向いて呼吸する場合
より潜ることを意識しないと
頭が水面に残ってしまいうねりが作れず
バタフライのリズムが取れなくなります。
必ず手が水に入るタイミングで潜るようにしましょう。
⑤水を飲む可能性
呼吸のタイミングで波が来てしまうと水を飲んでしまいます。
クロールでも言えることですが
バタフライは潜って上がってを繰り返しているため
自分で波を起こしてしまうリスクがあります。
クロールであれば反対の手の時の呼吸でゲホゲホできますが
バタフライはこれから潜って次呼吸するまで我慢しなければならず
呼吸している時間もクロールより短いため
水を飲んでしまうととても苦しいです。
【バタフライの呼吸が苦しい理由】
両手を水中から出し頭を上げなければならないため
どうしても他の種目より呼吸しにくく苦しくなりがちです。
![コン助](http://www.tasukete-kesuta.com/wp-content/uploads/2020/07/iOS-の画像-2.jpg)
お風呂で足をお湯から出すと重いよね。
両手も頭もとなるとそりゃ疲れるね。
初心者の多くは一生懸命呼吸をしようとするあまり
頭を上げすぎてしまいかえって呼吸が辛くなります。
呼吸は口が水面から出るだけで十分なので
顔を上げすぎないようにすることが大切です。
また、バタフライは呼吸できない時間が長いのに
呼吸できる時間は短いこともあります。
〈背泳ぎ〉
呼吸は好きなタイミングでできます。
〈平泳ぎ〉
毎回呼吸をし、ゆっくり行えば長く呼吸もできます。
〈クロール〉
左右交互に腕を動かすため呼吸できるチャンス多く
長く呼吸する気であればいくらでも呼吸していられます。
〈バタフライ〉
バタフライは1回かく時間はどの種目より長いため
どうしても呼吸を我慢している時間が長くなります。
苦しくなってくると毎回呼吸しないと
苦しくて泳げなくなってしまうため
毎回呼吸するようになりその都度頭を動かすことで
さらに体力の消耗に拍車をかけます。
![コン助](http://www.tasukete-kesuta.com/wp-content/uploads/2020/07/iOS-の画像-2.jpg)
たとえばシュノーケリングは
毎回呼吸して体力を消耗しなくて済むように
潜ったままで呼吸ができるようになっていて
ゴーグルだけだと
苦しくなったら呼吸して→海の中を見て
→また苦しくなったら頭を上げて呼吸をしてと、とても疲れるよね。
それでなくても水の中にいるだけで
疲れるからできるだけ余計な動きをしないことが
体力温存には大切なんだ。
呼吸を我慢している時間は長いのに
呼吸できる時間は短いのもバタフライの辛いところです。
さらにバタフライは他の種目のように呼吸時
自力で浮いていることができず勝手に沈んでしまいます。
その沈むまでの一瞬で呼吸する必要があり
どんなに苦しくても自分の意志で長く呼吸をすることはできません。
【より楽にバタフライを泳ぐために】
バタフライで一番大切なことは「頭のてっぺんから潜る」ことです。
これができないとパワーがあっても
体力があってもキック力があっても
タイミングが合ってもプルが上手でもバタフライは泳げません。
逆を言うとしっかり頭のてっぺんから潜ると
他の動作が多少雑でも泳ぐことができます。
また、バタフライは深くも潜ればゆっくり泳げ
浅く泳げば速く泳げるというスピードコントロールがしやすい泳ぎです。
楽に泳ぐためには深く潜ってゆったり泳いでみましょう。
深く潜ると浮力もつきやすくより呼吸も楽にできるようになります。
【水泳のバタフライの呼吸がどうしてもうまく行かない人への最終手段まとめ】
横向きで呼吸をする!!
頭を前に上げる必要がないため負担が少なく
呼吸自体を楽に行なえます。
しかし、バランスを崩しやすかったり潜りにくかったりと
リスクもあります。
最終手段として挑戦して自分に合うか確認してみましょう。
横向き呼吸の方が楽でリスク回避ができればテンポを上げやすく
速くバタフライを泳げる要因にもなります!!
コメント