こんにちはコン助です!!
浮き上がりがうまくできなくて
せっかくスタートでスピードが出ていても
減速してしまうんだ。。。
浮き上がりは一瞬だけど
ターンが多くなるほど
その分浮き上がりの回数も増えて
より質が求められるよね!!
【この記事でわかること】
・水泳でスムーズにスイムに移行する浮き上がりのコツ
【水泳でスムーズにスイムに移行する浮き上がりのコツ】
全種目共通していることは
浮き上がりはスタートの一番スピードがある状態から
スムーズにスイムにつなげるための大事な過程です。
各種目のポイントを解説しますが
これらすべて瞬時に行っていることに
浮き上がりの難しさがあります。
練習ははじめは失敗してもいいので
ゆっくり大げさにやってみましょう!!
<クロール>
ドルフィンキック後は高速キックをしましょう!!
クロールの場合スタートとターン後はドルフィンキックをしますが
浮き上がりまでに大きく3段階あります。
<1段階目>スタートの勢いからの推進力を生むドルフィンキック
同じテンポでスタート時の勢いをスムーズに繋げながら
進むためのキックです。
<2段階目>浮き上がり移行のテンポアップドルフィンキック
普通のドルフィンキックから浮上するために体が若干斜め上に
なった姿勢で行うキックです。
正味3、4回くらいしかキックは打ちませんが
1回ずつ間隔を縮め「トントントン」とより速くキックしましょう。
このキックはちょうどバタ足に切り替えるためのキックです。
<3段階目>一気に浮き上がるための高速バタ足
浮上する若干の斜め上の姿勢から
完全に浮上する(手を回す)ためのキックです。
このキックは進むためのキックではなく
浮き上がるためのキックのため
自分ができる一番速い高速回転のキックをしましょう。
2段階目のテンポの速いドルフィンキック「トントントン」を
更に細かく速くするために片足ずつ行うイメージです。
完全に浮上したらキックは通常のスピードに変えてOKです。
この3段階をオノマトペにすると
「トーントーントーン」→「トントントン」→「バタバタバタ」
<背泳ぎ>
バサロ後は高速キックは変わらないが2段階!!
背泳ぎはドルフィンキックではなくバサロキックをします。
クロールと流れは似ていますが背泳ぎの場合
クロールでいう2段階目の高速のドルフィンキックを
バサロで行うのは難しいため直でバタ足に切り替え2段階で浮き上がります。
<1段階目>スタートの勢いを殺さずに推進力を生む
このキックをしながら
徐々に浮きがるために体を起こして行きましょう。
<2段階目>指先が水面から出る直前に高速バタ足
浮き上がるために体が斜めに傾いているため
そのまま行くと指先から浮上することになります。
指先が水面から出る直前に一気にバタ足に切り替え
且つ自分ができる一番高速回転のキックをしましょう。
完全に浮き上がると同時に手を回しスイムに繋がります。
この2段階をオノマトペにすると
「トーントーントーン」→一気に「バタバタバタ」
背泳ぎは蹴り幅がクロールより小さいため
2段階目を抜いてもスムーズに切り替えることができます。
<平泳ぎ>
スピードが落ちたら動く!!
平泳ぎはひとかきひとけりのコツでもお話しましたが
やることが多く1つの動きごとに推進力が生まれます。
そのため推進力を殺さないために
1つずつの動きを丁寧に落ち着いて行うことが重要です。
<推進力が落ちてくるタイミング>
①スタート後
スタート時は一番推進力があり
徐々にスピードが落ちてくるまで何もしないようにしましょう。
②ドルフィンキック後
ルール上1回ドルフィンキックをしていいので
このタイミングでキックします。
この時も落ちてきたスピードから
もう一度推進力を復活させることができます。
③ひとかき後
ドルフィンキックで生まれた推進力が落ち着いて来たら
気を付けの位置までひとかきをします。
これにより再び推進力が復活します。
④ひとけり後
ひとかき後にスピードが落ちてくるタイミングで
素早くひとけりの体勢に移行します。
この時に浮上できるよう上体を起こして行きます。
落ち着いたところでひとけりで一気に浮上します。
それぞれスピードがある→落ち着くの繰り返しですが
間隔が短くなることに注意です。
スタート時は一番スピードがあるため
次の動作までの時間が長くなります。
徐々に進むことよりも浮き上がりに
移行するため動作の間隔も短くなっていきます。
<バタフライ>
浮上する前にスイムに切り替える!!
バタフライもクロールと同じくドルフィンキックをしますが
段階的に速くなるクロールと反対に
バタフライは遅く(スイムの第一キック第二キック)なります。
スタート後ドルフィンキックをしながら
徐々に浮上するために体を上向きにして行きます。
浮き上がる直前の最後のキックをバタフライの第一キックとし
プル動作を行ってください。
つまりこの時はまだ浮上していません。
浮上=リカバリーです。
完全に浮上した時はリカバリーしている時になります。
バタフライは潜ってうねりを作る泳ぎのため
この浮上をスイムの潜った(エントリーと第一キック)タイミングと考えてください。
浮き上がりとスイムが重なっていることになりますね。
他の種目は浮き上がらないとスイムができませんが
バタフライは浮き上がる前からスイムになります。
【種目別浮き上がりのコツまとめ】
浮き上がりはスタートの一番スピードがある状態から
スムーズにスイムにつなげるための大事な過程です。
クロールは段階的にテンポアップ
背泳ぎは一気にバタ足に切り替え
平泳ぎは1動作ずつ丁寧に
バタフライは浮き上がり前にスイムへ
それぞれ浮き上がりのポイントが違います。
まずは1つの動作を確認しながらゆっくり行い
徐々にそれぞれがよりスムーズに移行できるようしましょう!!
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