こんにちはコン助です!!

平泳ぎのキックを片足ずつ行うドリルを紹介したけど
実はプルもワンアームで行うドリルがあるんだ!!

他の種目はワンアームってよく聞くし練習もするけど
平泳ぎもワンアームの練習するの??

平泳ぎのワンアームも片足キックと同じく
難易度が高いけどプルを強くするのに効果があるんだ!!
【この記事でわかること】
・平泳ぎのプルを強くするドリル
【平泳ぎのプルを強くするドリル】
ワンアーム
<概要>
普段両手同時に行うプルの平泳ぎを片手で行います。
片手だと負荷がかかりしっかり水を捉えていないと
進むことができずより力強くかく必要があるため
強化することができます。
また、片足キックと同じく
横に体が動きやすいので阻止するために
インナーマッスルに力を入れ体の軸をしっかり固定します。
これにより体幹を鍛えることができます。
また、背筋を鍛えることもできます。
通常のスイムは両手プルのため上体を起こしやすいですが
片手プルの場合片手で上体を起こすのは難しく
また起こせても左右バランスが取れないため
プルの動作ではなく背筋を使って自ら上体を起こさないと
立体的な平泳ぎを泳ぐことはできません。
これによりワンアームの練習をすることで副産物として
背筋も鍛えることができるのです。
<やり方>
通常のスイムを片手で行います。
※プルの練習だとプルブイを使用することが多いですが
平泳ぎのプルは推進力が生みにくい点と
プルブイが外れやすいことから通常のスイムの状態で行いましょう。
25m右手だけでプル動作をします。
左手は前に伸ばしておきましょう。
かき方やタイミングなどは通常のスイムと同じです。
2本目は左でだけで行いましょう。
<注意点>
①伸びを意識
これまで平泳ぎの練習やドリルの時に何度も申し上げて来ましたが
平泳ぎはガチャガチャと泳がず必ず伸びを意識しましょう。
ワンアームだと速くかきやすくテンポアップもしやすいです。
しかし、あくまでもスイムを泳いでいるていで行ってください。
②反対の手で水を抑える
かける水かけない水の説明でもお話しましたが
プルしていない反対の手でかける水を抑えて行いと
プルの反動を受けきれず体がブレてしまいます。
もちろん体幹で横揺れを防ぐのもそうですが
反対の伸ばしている手でかける水を抑えることで
壁を手で押さえてそれ以上壁側に動かないようにするのと
同じ効果を発揮することできます。
かける水は手のすぐ外側にあります。
ちょうど小指の側面にあると思ってください。
腕は肩から親指と人差し指の真ん中一直線になるように伸ばします。
その上で親指は若干下
小指が若干上になるように手のひらを傾けます。
これによりかける水を抑えることができます。
つまり流れて来る水を手のひらで抑えることできます。
③大きくかかない
片手だと肘を曲げずに大きく腕を開いてかきがちです。
ここでもあくまでもスイムを泳いでいるイメージで
体の前だけでかくようにしましょう。
④スイムとポイントか変わらない
③の大きくかかないもそうですが
脇を締めるまでしっかりかき切ることや
手を伸ばすタイミングに合わせて頭も頭突きするように入水させます。
⑤キックで進まない
キックは通常のキックですのであまりキックを頑張ってしまうと
プルの練習にならなくなってしまいますので
タイミングを合わせるくらいにしておきましょう。
⑥しっかり上体を起こす
「スイムを泳いでいるのと同じように」ということは
リカバリー時も上体を同じように起こしましょう。
片手で上体を起こすのは両手よりも難しいため
背筋を使って胸が水面と同じ高さになるくらい起こしましょう。
これにより立体的な平泳ぎで勢いよく入水することができます。
※リカバリー時も伸ばしている方の腕はまっすぐをキープしましょう。
【平泳ぎのプルを強くするまとめ】
平泳ぎのワンアームを行います。
あまり平泳ぎでワンアームを行うことはありませんが
必然的にしっかり強くかくことができプルの強化に適しています。
しかし簡単そうに見えて体が横に揺れやすく
体幹と片手で水を抑えることできないとうまくいきません。
難易度は高いですがゆっくりでいいので挑戦してみましょう!!
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