こんにちはコン助です！！
25mとか50ｍの短距離の平泳ぎを
速く泳ぐコツってあるのかな？
平泳ぎは4種目の中でもスピードが出にくい種目。
どの瞬目もそうだけど
泳ぐ距離で泳ぎ方を変えるのがベスト！！
短距離平泳ぎを速く泳ぐポイントを教えるから
意識して泳いでみよう！！
【この記事でわかること】
・25ｍ・50m平泳ぎを速く泳ぐポイント
・スピードが出ない(タイムが縮まらない)時に考えたいこと
平泳ぎ初心者もマスターズ、選手コースの生徒も指導し
自身も一時期専門を平泳ぎにしていました。
教えるポイントはダラダラした平泳ぎではなく
「スマートな平泳ぎ」。
これによりみんな立体的で
メリハリのある平泳ぎを泳げるようになりました。
【25ｍ・50m平泳ぎを速く泳ぐポイント】
①伸び優先型かピッチ優先型か判断しよう！！
量より質か質より量かとも言えます。
あなたがどちらのタイプかをまずは判断しましょう。
これによって対策が多少変わって来ます。
平泳ぎを泳ぐ上で
自分がどちらのタイプか知っておくことは
距離に関係なく
自分の泳ぎを高めるために必要だよ！！
あなたが1かきで大きく進み
スーっと伸びながらも進むのであれば伸び優先型です。
伸びている時にあまり進みを感じないのであれば
多くかいてピッチを上げる必要があるピッチ優先型です。
〈具体的な確認方法〉
10回のストローク数で進んだ距離を調べます。
1本目はイーブン(速くも遅くもなく頑張らない泳ぎ)で泳ぎ
10回かいたところで立ち進んだ距離を確認してください。
2本目はハード(スピードを出して泳ぐ)で泳ぎます。
同じように10回かいたところで立ち進んだ距離を確認しましょう。
1本目より2本目の距離が長いか同じくらいであれば
伸び優先型です。
短距離をスピードを出して泳ぐ時も
大きくピッチを上げずに1かきをしっかり泳ぐことで速く泳げます。
伸び優先型なのにピッチを上げて泳ぐと
疲れるだけでなく泳ぎが乱れ無駄な動きが多くなり
水の抵抗を受けやすくなります。
1本目より2本目の距離が短い場合
ピッチ優先型です。
他人が1かきする間に
2かきするくらいの気持ちで泳ぐことでスピードを出します。
平泳ぎは伸びが大切なことは変わりませんが
伸びに時間を取りすぎるとスピードが上がらず
不完全燃焼のまま終わってしまいます。
②短距離において伸びは小さめにしよう！！
伸び優先型でもピッチ優先型でも中長距離を泳ぐよりも
伸びは短めにしましょう。
伸び切る瞬間はほぼ進みも悪くなるので
早々に切り上げてキャッチからプルへ速やかに移行しましょう。
長距離なら体力温存のために
しっかり伸びて泳ぐことが大切で
それが戦略にもなるよ！！
③キック力を鍛えよう！！
平泳ぎの推進力の源はキックです！！
ウィップキックにし脚力を鍛えることが
平泳ぎを速くも楽に泳ぐにも近道です。
伸び優先型はそもそもキック力があるので
脚の筋力アップはほどほどに背筋や腕力に注力しましょう。
ピッチ優先型は筋肉をつけすぎると体が重くなり
ピッチが上がりにくくなります。
最初から最後までピッチが落ちないように
体力をつけることを優先させましょう。
④ひとかきひとけりを磨こう！！
平泳ぎのみにある特殊であり
浮き上がりまでの重要なひとかきひとけりは
距離に関係なく一気に距離を稼げるので
磨きに磨きをかけましょう！！
いかに爆発的な1回のドルフィンキックで進み
プルのひとかきでさらに進み
その間水の抵抗をなくしブレない姿勢を維持できるかが大切です。
スタートしたからひとかきひとけりをし浮き上がる瞬間までを
何度も練習しましょう。
その都度、到達した距離を確認してください。
もしまだなんとなくで行っているならば
最優先でひとかきひとけりの練習をしましょう！！
⑤浮き上がりが勝負の分かれ目！！
短距離において浮き上がりの失敗は致命傷で
後々カバーもできません。
ひとかきひとけりのスピードを活かし
スムーズにスイムに移行できるかが勝敗を分けます。
ひとかきひとけり中は真下を見ているため
自分がどのくらいの深さを進んでいるか理解していないと
浮き上がりに失敗します。
浮き上がったもののまだ水面下だった場合は
スピードはほぼなくなりそこからスピードに乗る必要があり
大きなタイムロスです。
反対に浮き上がりが遅い場合
背中に波のある水面が当たるため減速します。
浮いた状態で平泳ぎのプルをすると何もかけてないように
水が軽く空キックならぬ空プルになります。
そこから体制を整えスピードを上げて行くのは
やはり体力も消耗しますし
ピッチも上がらず大きなタイムロスです。
25ｍの場合はひとかきひとけり半分近く進むのでそこから
巻き返すのは限りなく難しいです。
50ｍであってもよほど後半に強くなければそのレースは失敗になります。
【スピードが出ない(タイムが縮まらない)時に考えたいこと】
水泳も陸上競技と同じく
瞬発力があるタイプと持久力があるタイプがいます。
あなたが短距離において
スピードを意識してもなかなかタイムが縮まらない場合
持久力タイプ(長距離が得意)かもしれません。
体力に自信がある場合
200ｍなど長距離に注力した方がいいでしょう。
水泳に限らずやりたいことと得意なことが違っていたり
自覚していなかったことが得意だったということもよくあります。
短距離は正しいフォームや姿勢もさることながら
爆発的なパワーが必要です。
しかしだからといって闇雲に筋トレして筋肉をつけるはNG。
筋肉は重く速く泳ぐつもりでつけた筋肉が体を重くしたり
手足の可動域を狭める可能性があったりします。
一度長距離に挑戦し今後の進めた方を検討しましょう。
【平泳ぎの25ｍ・50ｍを速く泳ぐポイント教えますまとめ】
・伸びが得意なタイプかピッチが得意なタイプか判断しよう！！
・短距離において伸びは小さめにしよう！！
・キック力を鍛えよう！！
・ひとかきひとけりを磨こう！！
・浮き上がりが勝負の分かれ目！！
平泳ぎの特性とあなたのタイプを理解し
戦略的に練習やレースに臨みましょう。
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