背泳ぎで息が苦しい原因！！

こんにちはコン助です！！

 

【この記事でわかること】

・背泳ぎの息継ぎ

・息継ぎがないのに苦しい理由

・背泳ぎ息継ぎ練習方法

・体験談

【背泳ぎの息継ぎ】

背泳ぎにも息継ぎがあります。

水面に顔は出てても波や水しぶきがあるからです。

泳いでいる間は鼻から息を出し続けます。

これによって波や水しぶきが顔にかかっても

鼻に入らないようにしています。

逆に吸うタイミングは

利き手がリカバリーしている瞬間にパッと吸います。

何回も吸ったりゆっくり吸いません。

そうしている間に波が来るかもしれないからです。

また、リカバリーした手が入水する前までに吸いましょう。

入水時は鼻から吐いてます。

入水時は波が起きやすいため

必ず入水時は鼻から息を出せるように

吸い終わっておきましょう。

息が続く限り鼻から吐きながら泳ぎ

苦しくなって来たらリカバリーの瞬間パッと吸います。

 

【息継ぎがないのに苦しい理由】

少し話しましたが波と水しぶきがあるからです。

呼吸を意識せず好きな時に好きなように

つまりは陸上生活のように呼吸していると

ふと波が来た瞬間に鼻に水が入ります。

もしくは口にも入るでしょう。

鼻に入れば鼻の奥が痛いし口に入ればむせ返るでしょう。

これが苦しい理由です。

常に鼻から吐いて苦しくなったら速やかに空気を吸う。

吸うと言っても人間の体の仕組み上

空気を吐いていれば口を開けると勝手に空気が入り込みます。

わざわざ吸おうとして吸う必要はありません。

 

【背泳ぎの息継ぎ練習方法】

①グライドキック

<概要>

本来、キックの練習だが今回は呼吸のみに意識。

常に鼻から息を出し口から速やかに吸う練習。

 

<やり方>

仰向けの状態で腕は頭の後ろか耳の後ろで組みます。

頭の上で手と手を重ねて下に来る方の手の親指で

上の手の小指の下あたりに引っ掛けます。

これで腕や頭はブレません。

そのまま背泳ぎのキックをします。

呼吸の練習なので手は回さなくていいです。

常に鼻から息を出します。

苦しくなったらパッと吸いすぐに鼻から息を出します。

 

<鼻や口に水が入る人>

鼻から吐く息が弱くないですか？

ゆっくり呼吸していませんか？

頭が下がっていませんか？

 

<対策>

鼻から強く息を吐きましょう。

呼吸する時は口を開いてすぐ閉じます。

口をゆっくり開いて吸おうとしないように注意です。

口を瞬間的に開いても空気は入ります。

ストリームライン（頭の後ろで腕を組み固定した姿勢）を維持しましょう。

顎を若干引いて鼻の穴が真上を向かないようにしましょう。

 

<合格基準>

鼻から吐いて口から吸う流れを続けられるようになれば合格です。

息を止めていたり、苦しくもないのに呼吸しているのはNGです。

②スイム

<概要>

いよいよ①でやった呼吸法でスイムを泳ぎます。

実際にスイムを泳ぐ中で起きる

波や水しぶきの中安定して呼吸をします。

 

<やり方>

通常通り背泳ぎを泳ぎますがポイントは１つだけです。

呼吸は利き手がリカバリーする時だけ。

苦しくなるまでは鼻から息を吐き続けてください。

利き手がリカバリーに入ったタイミングでパッと口から吸います。

そして入水時には鼻から息を出していられるようにします。

ゆっくり吸っている時間はありません。

慣れないうちは3回目のリカバリーなど

呼吸するタイミングを決めてもいいでしょう。

 

<鼻や口に水が入る人>

鼻から吐く息が弱くないですか？

ゆっくり呼吸していませんか？

利き手が入水する時に鼻から息は吐いていますか？

頭が下がっていませんか？

 

<対策>

鼻から強く息を吐きましょう。

呼吸する時は口を開いてすぐ閉じます。

口をゆっくり開いて吸おうとしないように注意です。

口を瞬間的に開いても空気は入ります。

ストリームライン（頭の後ろで腕を組み固定した姿勢）を維持しましょう。

顎を若干引いて鼻の穴が真上を向かないようにしましょう。

 

<合格基準>

呼吸を止めることなく鼻から吐き続け口から吸う。

リカバリー時に吸い入水時には鼻から息を出していればOK！！

わざとゆっくり泳ぐのではなく

イーブン（速くも遅くもない）で泳ぎましょう。

 

【体験談】

大人のクラスの生徒にこんなことを言われました！！

生徒：鼻に水が入って苦しいです。

僕：鼻から息出しながら泳いでいますか？

生徒：え？普通に呼吸しながら泳いでます。。。

背泳ぎでも呼吸のタイミングがあることは

上級者にとって当たり前で勝手に身についていて

当たり前過ぎて考えてもみなかった。

しかし初心者にとってこれは知らないことだった。

この出来事で初心者は呼吸できる環境だからと

普通に呼吸しちゃっていることに気づきました。

当たり前のことすぎて盲点でした。

指導者としてとても反省した出来事です。

その後、背泳ぎの呼吸法について話しをし

鼻に水が入りにくくなったと喜んでくれました！！

 

【背泳ぎの息継ぎまとめ】

背泳ぎにも息継ぎがあります。

仰向けだからいつでも呼吸できるという考えは間違い。

仰向けの分、むしろ鼻に水が入りやすいため

常に鼻から息を吐き吸う時は瞬時に口から吸いましょう！！